まだねむれない

日々のことと小説

2024.11.24(日)サマータイム・エンドロール

妹からのLINEで目が覚める。寝ぼけ眼のまま返信して、そしたら頭が起きてきたのでそのまま散歩へいく。今日はやたら水辺や、木々の合間から溢れる光できらきらしていた。

 

今日は一日引き篭ろうと決める。ソファに座って、適当にそこら辺にある本をめくっては、コーヒーを飲み、また別の本を開いては紅茶を飲み、白湯を飲み……。寒いから何かしらあったかい飲み物を作っては飲みを繰り返す。途中、お腹が空いて冷凍の焼きおにぎりをチンして食べて、玉ねぎスープ(最近はハマっている)を作る。煮ている間、また本を読む。

 

こうやって文字にするとまるで心地のいい一日を過ごしているようだけど、そういうわけでもなくて、文字を追うことで、寒さによるさみしさ(この言葉が正確ではないけど、表現上)をなんとかどこかへやろうとしていた。寒さにめっぽう弱い。精神的に。冬季うつとも呼ばれる季節性の精神の風邪みたいなものが、確実にやってきているのを感じている。元々セロトニン不足気味なところがあるから、朝散歩したり、ビタミンDのサプリを飲んだりもしているがそれでも、このさみしさはやってくる。ほんとうにどうしようもなくてまいっている。

Twitter(X)でふと、宮地尚子著『傷を愛せるか』がバズっていたので本棚から取り出して読む。こういう寒い日にあう本だ。

一番最初の章に、何もできなくてもその人の行動、起こったことを誰かが見ている、何もできなくても といったニュアンスのことが書かれていて、そうだよな、と思う。私の創作や日記も誰かが見てくれている。そのために続けるわけではないけれど、それでも見てくれているということに、ありがたさを感じる。続けていこうと思う。

 

カメラロールのビデオを見返していたら、昔、展示をした時に作った映像が出てきた。夏の記憶を切り取って繋げた動画。せっかく作ったのだしなんかしたいなと思ってyoutubeにアップしてみた。これも誰かが見つけてくれたらうれしい。youtubeは更新するかはまだ不明。編集が思ったよりもめんどくさかったらやめるかもしれない。