まだねむれない

日々のことと小説

2024.11.13(水)ルート29

f:id:mayonakabooks:20241113182359j:image

天使に言われた通り、早めに寝たら思ったよりもぐっすり眠れた。調子のいい朝。

 

午前中は面接。特に問題なく終わった。まだ二次面接があるので、どうなるかはわからない。

 

面接がんばったのでサイゼで昼飲み。ワインのデキャンタが190円くらい。安い。そしておいしい。

 

観たい映画が公開されていたのでそのまま映画館へ。綾瀬はるか主演『ルート29』を観る。

姫路から鳥取までの、国道29号線を行くロードムービー。掃除婦のトンボ(綾瀬はるか)が、掃除先の療養所にいた女の人に頼まれてその人の娘ハルを女の人のところまで連れていく話。出会う人、町の人々はどこか変で、癖がある。すでに死んで魂だけが留まってる人(じじい)、自ら俗世を離れた人(森の父)、生きながら死んでるような人(姉)、そして生きながら生きることを手放した人(ハルの母)。これはこの世からあの世へ向かう道中の話なのだなと観ながら思った。(実際は原作、パンフレットを見てないので不明)。予告の時からダウナーな役を演じている綾瀬はるかが気になって観たかった作品。ラストシーンがとてもよかった。別れの話が好きだ。

 

ずっと笑わない綾瀬はるかの瞳が印象的だった。

 

『どのひとも瞳の奥に凪がありそこはひとりきりのみずうみ』(みしまゆう)