まだねむれない

日々のことと小説

2024.11.9(土)シルバーのネックレス

母が遊びにきた。誕生日が近かったのでささやかだけど誕生日プレゼントを渡した。シルバーのネックレス。きれいな人なのに田舎じゃオシャレしても意味ないと言って諦めるから、私がつけて欲しいと思って渡した。

 

(私は田舎でもショッキングピンクのワンピースを着る。好きな服を好きなように着る。地元の人の目なんかすべて無視してやるって気持ちがあるのだがそれは母より若いからだろうか。地元はいいところだと思う。田舎だから、と一括りにするわけではない。だけど、そういう田舎で派手な服やオシャレしてる人なんていないからって自分の好きな服を着ないとか諦めるのは嫌だ。徹底的に反抗していきたい。もう母にそういう気力はないのかもしれないが、閉塞感と視線なんか無視してくれと思う。)

 

こっちは元々、母の地元でもあって、やっぱり開放感があるらしく、楽しそうにしていた。決まっているわけではないが、母がこちらで生活をする、ということはよほどなことがないとなさそうなので(年齢的に)遊びに来ているときは行きたいところに連れて行ってあげたい。

 

疲れてるときは言葉が過剰になるから、気をつけたい。やさしい言葉だけ摂取したくて安福望『食器と食パンとペン』を開いた。

 

『そうやって誰もがいなくなる夜をコップの底のように過ごした』小林朗人

 

夜の好きな過ごし方:部屋を暗くして、キャンドルをつける 好きな曲をかける 窓を少しだけ開けて猫を迎え入れるように、夜風を入れる。