まだねむれない

日々のことと小説

2024.11.4(月)カオマンガイ

祝日。仕事をしていないくせに人と会ったり、人の多いところにいたせいか、疲れていたので家に引きこもろうと決めた。お昼はネットの海で見つけたカオマンガイを作って食べた。カオマンガイはタイの料理らしい。炊飯器ひとつでできるのがいい。

 

一日中家にいて、何もしていなくともそれでもお腹は空くのだから不思議だ。夜は適当に野菜を蒸したもの、山芋があったので片栗粉をつけて揚げた山芋フライにたっぷりの塩とブラックペッパーをかけて食べた。

 

WORKSIGHTという雑誌にハマっている。毎号テーマが独特で内容も濃く、読み応えがある。詳しくはないけれど文化人類学をカジュアルにした雑誌だと私は勝手に思っている。23号のテーマは『料理と場所』。ニューヨークや台湾、パレスチナウクライナまであらゆる場所と料理、それにまつわるエッセイが書かれてある。料理に紐づいて思い出される記憶をさまざまな人が語る。とても個人的なこと、だけどその人にしかない大切な記憶。

料理で私が思い出すこと。実家の母が作るごはん、フィンランドで食べた謎においしいスープ、スペインのカフェで出されたピッチャーに入ったサングリア、深夜、バーでベロベロに酔って食べたカレーetc…

どの料理もそれにまつわるエピソードが思い出せる。もう二度と同じ体験はできないものばかり。だから懐かしくなるしまた、食べたくなるんだろう。

 

小説を少し進める。また夜の話を書いている。