まだねむれない

日々のことと小説

2024.10.31(木)時間の面影

濱田英明さんの展示を観に神戸へ。

途中、本屋へ寄って気になったものをいくつか購入。収入がない身なのに、金遣いが労働していた時とあまり変わらなくて自分でも大丈夫かと思うがインディペンデント系の本、zineは出会ったときに買っておかないと売り切れたり、再販されなかったりとするので躊躇わずに買う。そして、たいていそういう本には私が今気になっているトピックや、今読むべきだと思う文章が書かれてあるから、本だけは自分の嗅覚と欲望に忠実でいたい。

濱田さんの作品が展示されている海岸ビルへ。展示作品を観るのはこれが初めてだった。

白い額縁に小さく映るどこかの景色。それは窓のようで、知らない場所なのにどこか知っているような風景が、とても懐かしい気持ちにさせてくる。映像作品もよかった。展示場所の窓から見える風景が、作品と重なってこの一瞬が特別なように思えて大事に抱えておきたくなった。

家に帰って、今日はキッチンでご飯を食べた。何かを作りながらお酒を飲む、そのいつもと違う空間での飲食の楽しさは新鮮で、こういう自由もひとり暮らしの楽しみだよなと思う。働いているときは、こういう余裕もなかった。

そのままキッチンでコーヒーをいれて、今日買った本を読んだ。

 

今気になること:書くこと、収入をどのようにして得るか、労働

 

答えは自分の中にしかないとわかっていながらも、それに近しいことが書いてある本を読むのは、自分で決断するまでに様々な視点、考え方、方法を知りたいから。今年中に答えが出るといいな、と希望的観測。10月が今日で終わるけど、結局どこにも応募しなかった。11月は応募するだろうか。欲しい本が山ほどあるから、するかもしれない。