まだねむれない

日々のことと小説

2024.10.24(木)書くこと

毎日何かしら書いている。書きたいネタはもう何年も前からストックがあって、ようやくそれらに手をつけはじめた。言い訳みたいになるけど、仕事しているときはやっぱりしんどくてイベントの締め切りがない限りは書き続けるということができなかった。今は、何もしていないので書くことに集中できる。

1日に一回はこのままでいいのか、やはり急いで次の仕事を探すべきかと悩んでいる。でもこんなに長期で休める機会はもうないかもしれないと思うと、仕事のことよりも書くことを選びたくなる。

作品の出来はともかくとして、完結させるという点においてはクリアしているので、短編小説と並行してこの休職期間で公募にチャレンジしてみたいという思いがある。大きい文学の賞は3月に集中しているので今からそれに向けて書いてみたい。公募の字数は大体10万字前後くらいで、そのレベル長編を書いたことがないから、一度やってみたい。転職活動をしてもし仕事が見つかったとして、働き出したら正直、チャレンジは難しくなると思う。だから今とても迷っている。

 

 今日は図書館へ行って本を一冊読んだ。『メトーデ』ドイツの小説。全ての国民の健康を管理する社会の近未来的な物語。ふとこの設定で思い出したのは、ハーモニーというSF小説だ。ストーリーも面白かったが詩的な表現が海外文学らしくて好きな感じだった。

本書から特に印象に残った文章を抜粋。

 

『人生っていうのはひとつのオファーで、断ることもできるんだ』

 

断る=死 のことかとも思うがどうにもそうじゃない気がしている。もう少しライトな感じで、例えば私でいうと、労働社会で生きることを断っている、というのに近い気がしている。

 

夜はキムチ鍋を食べた。

これから散歩に行く。