午前中は試験勉強。1日3章ずつ進めて、5日で参考書を一周する計画。一周できたら過去問を解いてできてないところを復習、その繰り返し。の予定。労働をしていない身なので丸一日勉強に費やせることを考えたら、一ヶ月で資格を取ることも不可能じゃない、はず。(難易度的にも一ヶ月で取る人もいるらしいし)長期計画で進められないタイプだから、一ヶ月でとってしまいたい。
午前の勉強を終わらせて少し読書。永井玲衣「世界の適切な保存」を読む。永井さんの見落としてしまいがちな些細な出来事への深い眼差しや、出来事とリンクする短歌や小説などの一文を取り上げて独自の目線で読み解く文章はエッセイでもあり書評のようにも読める。読むたびに窮屈になりがちな視野を、柔らかく広げてくれる。どこまでも世界は自分視点でしかない孤独があるが、その孤独から見えてくる世界の捉え方、他者との言葉で繋がるささやかな共通点、それを丁寧に掬い上げている。何度も読み返したくなる本だと思う。
夕方、再び勉強。午前ほど集中が続かない。仕方ないので少し進めては休み、ノルマまでやった。
夜、しっかりめに散歩。帰ってからは創作。
クーラーを消して窓を開けると涼しい風が入ってくる。秋がやってきたのを感じて、金木犀のお香を焚いた。