まだねむれない

日々のことと小説

2025.1.10(金)あれこれ

一週間、本当に寝てばかりで家からほとんど出なかった。メンタルダウンに呼応して、見る夢は悪夢ばかりで、それは通常運転ともいえるが、夢の切り替わる頻度が多く、目が覚めても、ここが夢なのか現実なのかよくわからない朝だった。

 

流石にこのまま何もしないのはよくないと思い、薬がなくなるついでにかかりつけのメンタルクリニックへ行くことにした。平日だというのに待ってる人は多く一時間後にようやく呼ばれた。だいたい5分もかからないくらいの診療。話すことは世間話のようなもの。お会計をしてから、新年の挨拶をしてなかったなと気がついた。

 

いつもの薬局で薬をもらう。薬剤師さんが、お薬手帳をみてインフルに罹ったんですね、しんどかったでしょうと言ってくれた。いやー大変でした。と笑って返すと相手も笑ってくれて、何だかそのことにいたく感心した。薬剤師さんは結構そういうことに気を遣って話されることが多いのかもしれないけど、一週間も誰とも話してない人間からするとその心遣いはかなりうれしいものだった。女性の、同い年か少し年下の方だった。

 

近くのミスドに入って少し小説を書く。本当は年末までにアップする予定のものだったが、インフルなって年を跨いでしまった。文学フリマ京都までにはアップしたい。今日からピエールマルコリーニとのコラボドーナツが販売していたので、食べてみた。思ったよりは甘さ控えめでコーヒーとよくあっていた。

 

遠出していつものバーへ。

明日は母に会う。

 

2025.1.7(火)ディスタンス

色んな夢を見た。チャンネルをザッピングするみたいに目が覚めてはまた違う夢が流れる。深く眠れなくて結局起きれたのは11時ごろだった。

 

今日こそ家賃を払いに行かないといけないと思い(年末年始で払い忘れてた)なんとか着替えて外へ出る。

 

ショッピングモールをうろうろしていると、ふいに、理想に勝とうとするから、しんどくなる。という言葉が不意に浮かんで、一人で納得する。理想じゃなくて今の私(または過去の私)の選択より少しだけいいだろう行動を取るのがいいのかもしれない、と思った。

 

文藝の春号の特集が日記だったので買う。

外に出ると息もできないほどの冷たい風が吹いていた。

寒すぎたので、粕汁を作った。

 

ディスタンスという言葉が浮かんで、今年はそれをテーマにしようと思った。

やることにも、心にも、近づきすぎずに距離をとる。そしたら少しは調子が良くなる気がする。

2025.1.3 それから

昨日は日記が書けなかった。でもちゃんとやれてたと思う。姪っ子ちゃんはかわいかった。嫌なものは嫌だとわがままを押し通すことが許されていることの無邪気さ。それを大変ながらも受け入れて愛する妹夫婦の苦労。とか、考えて、やめた。

 

結局、実家には4日ほどしかいなかった。

橋を渡ってその先にたくさんの建物の群れを見つけると妙に安心した。

 

家に戻って荷物だけ置いてまた出かける。

乗り換えの時に後ろから女の人たちの声。一人の時間がない。甥がいるからさー。とかなんとか。電車に乗っている人たちも、みんな正月疲れなのかもしれなかった。

 

友達と会う。

同窓会には行けなかったからその時の話をしてもらう。写真も見せてもらって、みんなちょっとずつ変わってるところもあれば変わってないところあって、それでもこうして会えていることがうれしくなった。次は必ず参加したい。

 

お酒をたくさん飲んだ。新しいことをたくさんやろうと友達と言い合って、そのまっさらな気持ちをいつまで持ち続けられるだろうと、電車の中で思った。

2025.1.1(水)家族

7時30分に目が覚める。自分の部屋なのに、枕が合っていなくてあまり眠れなかった。姪が夜中に泣いていた。

昨日も日付が変わる前に寝ていて、年々、新年がやってきたという感覚が遠くなる。おせちはついに買わなくなって母の手作りになった。緩い正月。

近所の神社へ例年通りお参りに行って、帰ってきて、リビングには家族全員がいた。私はそこにいるのが急に嫌になって散歩に出た。あてはない。海へ行こうと思った。

一人でいることに慣れすぎたせいか、家族といるのが面倒だと感じる。妹に子供ができてからはより家族の仲は深まり、家族らしい家族の姿にごっこ感覚が滲んでいる気がしてその空気に耐えられない自分がいる。ここが幸せの頂点、そんなふうに思えて、それを壊さないように丁寧に家族を演じている。私だけが、そんなふうに思って勝手に苦しくなって馬鹿だ。

自分に家族ができたときのことを考えて、億劫になる。一生、家族ができる気がしない。

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地元の海は静かで人もほとんどいないからよかった。

深呼吸をする。

早く、あの狭いワンルームに帰りたい。

2024912.31(火)年末

ゴミ回収車の音で目が覚めた。熱が下がって、風邪が通り過ぎた途端、悪夢を再び見るようになった。いつもの朝だった。

熱が出ている間、メンタルの薬を飲むのをやめていたせいで、案の定正常な精神を保てなかった。昨日からようやく服薬を再開して、なんとか眠ることができた。まだ、薬を止めるのは難しそうだ。

色んなことがあった一年だった。酷いといえば酷いし、はちゃめちゃで面白かったと言えばそういうふうにも捉えられる。どこに光を当てるかの問題。大概、ネガティブに自分を魅せることに拘りがちなので(手放したい)、あえて、面白かったと書いておこう。(インスタでは悲惨げに書いたけど)

年末の帰省のために読む本を買う行為が好きだ。大手の本屋にUSO(雑誌)が揃っていて、嬉しくなって買ってなかった号を全て買った。

15時バスに乗る。渋滞している。

 

2024.12.30(月)

インフルとコロナに罹って死んでた。

同窓会があったけど、いけなかった。

体調は良くなったけどメンタルが落ちててしんどい。

今年はいいこともあったけど、下半期は散々な一年だったな。厄年のせいといえばそう。

結構、頑張ってるのにどうしてこうなるのかよくわからなくて、来年は今よりいい年になってほしい。

よいお年を。